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骨折とは

骨に力が加わることによって骨が完全に折れる(完全骨折)と、またはヒビが入ったり、へこんだり、一部が欠けたりする(不全骨折)があります。

基本的に骨は丈夫な作りになっており、なかでも健康的な若者は日常でかかる力の何倍もの外力に耐えることができます。しかし、高齢者もしくは何らかの病気を抱えている、骨が不健康な場合では、骨の強度が弱っているために、簡単に折れてしまいます。

例えば、つまずいて手のひらをついただけで手首が骨折してしまうケースもあります。

人の骨折のうち、日常生活で骨折を起こしやすい骨は、鎖骨(サコツ)、肋骨(ロッコツ)、指骨(シコツ)、鼻骨(ビコツ)、尾骨(ビコツ)、橈骨(トウコツ)、尺骨(シャッコツ)、脛骨(ケイコツ)、腓骨(ヒコツ)、趾骨(シコツ)、大腿骨(ダイタイコツ)等が挙げられます。

骨折の状態

完全骨折……完全に骨が折れている状態

不全骨折……骨の形は保たれているが、ひびなどが入っている状態

骨折の原因

疲労骨折……骨の同じ部位に何度も負荷がかかることで骨が負荷に耐えられなくなって生じる骨折(スポーツ選手に多い)

病的骨折……病気によって骨の強度が低下し、わずかな負荷でも生じる骨折

外傷性骨折……外から強い力が加わったことで生じる通常の骨折

 

脱臼とは、関節を構成する骨同士の位置関係がずれてしまうことを指します。関節に大きな力が加わったために、関節が通常の運動の範囲の限界を超えて、関節の袋(関節包)を破り、関節を作っている面がずれてしまい、正常な位置関係ではなくなったものをいいます。

どの部分の関節でも起こりますが、顎(アゴ)の関節や肩(カタ)関節、肘(ヒジ)関節、手の指の骨、足の指の関節などに多く見られます。顎や肩の関節は何度も脱臼を繰り返す反復性(習慣性)脱臼や自分の意思で脱臼させることができる随意性脱臼になることがあります。

脱臼が起きると、痛みや見た目の変形、関節の可動域(動かせる範囲)の制限などが見られます。

打撲

衝突や転倒などの強い衝撃によって、皮膚組織・脂肪組織や筋繊維や血管が損傷することです。

一般的に、打ち身とも呼ばれ、サッカーやラグビー、格闘技など、選手同士が激しくぶつかり合うコンタクトスポーツで多く発生しますが、日常生活でも十分に起こるものです。

軽度の打撲であれば打った部分を押さえた時に痛みを感じる程度ですが、中等度以上になると患部が腫れたり、熱感のある痛みを伴います。ぶつけた部分やその周囲が青紫色に変化していたら、皮膚や皮下組織の血管や筋繊維が傷つき、内出血を起こしている状態です。また、筋肉の収縮が妨げられて、可動域の制限が生じるケースもあります。

程度や体質にもよるが、軽傷の場合は1週間ほどで自然に治癒することが多いです。

ひどい場合は、打撲だけでなく骨折に至るケースもあるので注意が必要。

頭部など、患部の場所によっては、緊急を要する場合もあるので、要注意。

捻挫

一般には関節周囲の骨以外の組織が傷んだ状態を言います。人体それぞれの関節には可動域(関節の動く範囲)がありますが、転んで手を強く突いたり足や腰などを捻った際に、 それぞれの関節が可動域を超え、じん帯、筋、腱等が異常に伸ばされたり、傷ついたりすることをいいます。内出血を伴い強く腫れ上がる場合もあり、関節運動の時には痛みを伴います。

 捻挫は、足(ソク)関節や手(シュ)関節、肩(カタ)関節や膝(シツ)関節など、全身のあらゆる関節部位で起こります。

きっかけは、スポーツ活動中の激しいぶつかり合いや走っている最中の急な方向転換、交通事故や転倒、日常生活中に段差を昇り降りしたときにつまずくなど、様々です。

自覚しやすい主な症状は、患部の腫れと痛みの2つです。

ひどい場合には、骨折に至るケースもあるので要注意。

軽度(一度):靭帯などの組織が軽く伸ばされた状態。軽度の痛みと内出血を伴う。

中等度(二度):靭帯などの組織が部分的に断裂した状態。通常は重度の痛みと内出血と大きく腫れあがる。

重度(三度):靭帯などの組織が完全に断裂してしまった状態。上記の中等度よりも痛みは軽い。内出血と腫脹が見られる。

挫傷

肉離れとも言われ、打撲などの鈍力による外傷や、急に筋肉に大きな負荷がかかり、筋組織が損傷した状態をいいます。

野球選手が塁を回る時に痛めたり、運動会で父兄が急に運動をすることで起きるなど、日常的に起こる。

症状は皮下出血,浮腫(ふしゅ)、鈍痛などが主で,さらに深部の骨,腱(けん),の損傷を伴うことがあります。

軽度(一度):筋組織が軽く伸ばされた状態で、負傷した筋肉を少し動かすだけで、引っ張った感じや鈍痛を伴う。
中等度(二度):筋組織が部分断裂した状態。腫脹、強い鈍痛、運動痛、内出血などが感じられる。

重度(三度):筋組織が完全に断裂した状態。上記の中等度よりも痛みは軽い。内出血と腫脹と陥凹(へこみ)が顕著に見られる。

□内出血・血腫:皮膚の断裂がないため外出血はないが,皮下および深部に出血していることがある。血腫が大きくなれば,周囲組織を圧排し障害を起こすことがある。

□深部組織の損傷:血管損傷による血行障害,神経損傷による麻痺・知覚障害,骨折などが伴う。

 

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